淵の緊張感


“あっ!お風呂!”
その瞬間誰かがお風呂場へ走る!
たまに家ではこんな場面が繰り広げられます。

で、今日走ったのは私。
ギリギリセーフで溢れずに済んだオフロ。
その淵は何とも緊張感が漂っていたので、思わずカメラを取りに部屋へ…

蒸しているお風呂場で汗だくになりながら必死に撮りまくりました。
どうやったら伝わるんだろう、このギリギリの緊張感…

このパンパンになった状態は修制のある部分にそっくり。
cumoのハニカムについた窓。あの繋がって行きそうなcumoのハニカムの切れ目は結構慎重にデザインしました。はじめはスッパリと垂直なガラスをはめ込んだだけのものだっけど、どうしてもスッキリしなくて迷っていました。

あるとき、“ぷっくり”させてみようと思いついたのです。それだけ。
ただその“ぷっくり”のもつ表情がcumoにぴったりだったのです。cumoのエッジをぼかす感じや、ハニカムが伸びるかもしれないと予感させる感じ。

湯船の緊張感に心引かれた理由が分かりました。