「散らかり」ということ

写真は甥っ子が散らかしたおもちゃ。
ゴハンの時間、オフロの時間、ネル時間以外は全力で遊ぶ5歳児と2歳児。
おもちゃ箱をひっくり返し全力でウルトラマンと怪獣を戦わせ、
ヒートアップしてきたら今度はおもちゃの銃で撃ち合い。

次々と色んなおもちゃが散らばっていきカラフルな色で埋まってきたとき
ふとこの風景カワイイなと思った。
隣同士のおもちゃがリンクしていない所やボロボロ食い散らかした感じ。
ただそこで行われていた光景はそこにある一つ一つのおもちゃ達から
拾いとれるし、何よりまだそこにあった温度を感じ取る事が出来る。
いくつもの光景が残像として重なって見えてくる。


そしてこの光景。

これも散らかってる、だいぶ。
ただ雪の上では温度はグラデーション状に散らかっていて出来事さえも
重なっている。
ただ足跡と雪って関係性が一瞬シンプルな光景って勘違いしそうだけど、
そんな事はなく賑やかでたまらない。
私はこっちの「散らかり」の方が魅力的だと思い、
そして“上質”だと思う。

***
最近色々な事が頭から溢れてきてとまりません。
約3年ノンストップで働いてきて、ちょっとふっとなった今
やっと何か余計なものが削ぎ落とされてきてスッキリした頭で
色々な事が感じとれるイイ気分です。
まだまだ書きたい事、残しておきたい光景が盛りだくさんです。
忘れないうちにmemoしなければ。

オン・ザ・マユゲ



ついに念願の“オン・ザ・マユゲ”にしました

街中でもテレビでも“オン・ザ・マユゲ”だらけですが、

最先端はすべてが激短なワカメちゃんなんじゃないかと思っています。

何事もやってしまたなぁぐらい極端な方が楽しいのかも。

そして最近はすごくベーシーックでシンプルなものに惹かれています。

レースやリブが流行っているからこそ、天の邪鬼ココロでシンプルなもの

ばかり集めています。

そこにきて“オン・ザ・マユゲ”…

少し殻を破る勇気が出てきました。

Wedding



2011.2.13
大学の友人の結婚式の2次会に参加してきました。

久々みんなに再会して同窓会みたいになって
その後女の子だけで次の店行っちゃったよね〜。

そこで美味しいワインに出会う。
少しスパークリングな白ワイン。
結婚式2次会でもterasakoとワインのみ飲み続け、
「今日は白ワインのみで行っちゃおう!」と勝手に決め
飲んだ。。飲んだ。。。

とってもストレス溜まっていたのか…溜まってたよね〜
terasakoさんどうもありがとうございました。

Happy Valentine



少し遅れましたが、みなさまHappy Valentine!

Dessert



ガトーショコラのような。

歩いている道で美味しそうなんて思うなかなかの、ほっこり光景。

デザインをするときによく「こっちの方が美味しそうだから」って言葉を私はよく使う。

色を決める時も「この色のほうが美味しそう」…ってな具合に。

打ち合わせでファサードのブラウンを決めるのに、すごく迷った時があった。
店内の内装も固まりつつあって最後ファサードのゲートの色に
しっくりくるものが決まらなかった。

その時ひとつの色を選んだ。“このモカブラウンで”って言葉も添えて。
もちろん、“モカブラウン”なんて色名はないはず。

あーでもこーでもない時って、結局納得したい風景がほしいから…
お店の雰囲気から“モカ”っていう雰囲気がピッタリだった。
その瞬間みんなイメージが共有できて店内の艶のあるタイル、ピンクの天井
すべてが引き立ってデザートが完成した。

何かを作るっていうのはやっぱり、こういう事が大事だと本当に思う。

社会に出ても、そこだけは揺るがないしその感覚だけは忘れたくない。
この感覚をとってしまって出来たものは、味がしない。

これからも、何かしら“酸っぱそう”“ヒリヒリしそう”“モッタリだね”というような
味のあるものを作っていけたら幸せです。

Dessert



ホイップクリームのような。

阿蘇の雄大な大地の自然の「なり」に合わせて積もった雪はまるで
クリームのようにあちこちに。
水たまりの質とはひと味違うクリームならではのモッタリ感は
デザートならではの特別感もあり、沢山は食べられない。

ススキの中にあるからこそそれは艶が特別だった。