
都市の屋上は街を見下ろせるという気持ちよい感覚があるのだろう。これは天神イムズの屋上テラスから眺めた風景である。ここは11時〜21時まで解放している『イムズテラス』という場所で、エレベーターで14階まで上り、そこからさらに階段を上ると辿り着く。屋上の空間の一部に屋根がかかっておりイスとテーブルが設けてある。あまり知られていない天神の休憩スポットのひとつである。
ここからは青空はもちろん博多湾まで見渡せ、周囲より高いビルであるため他のビルの屋上も観ることができる。特にこの時期になるとビアガーデンを屋上で開いているビルもあり屋上が賑やかになる時だ。街の中では一番空に近い屋上で、風を感じながらビールを飲むことが出来る贅沢な時間がもてる。
福岡の街はほぼビルの高さが同じという特徴があるので、屋上の高さが第2のGLとして考えることができると思う。屋上同士をつないでみると、屋上の高さで、そこにはまだまだ未開拓地のもうひとつの天神があった。芝生を敷き詰めて芝生広場として解放しているビルの屋上や夏の間だけビアガーデンを開いているビルの屋上、青空と博多湾を一望できるということが売りのこのイムズの屋上テラス、かつて存在していたデパートの屋上遊園地。あとはまだまだ更地の状態である。街の中の屋上には青空が観れるという魅力と街を見下ろせる魅力を持っている。ただそれだけで、十分な価値があるように思う。屋上は少し贅沢な場所だと思う。その少し贅沢な土地を利用して建物同士を意識的にでもつなぐことができれば、街はますます面白くなりそうな気がする。
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